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2014年3月12日 (水)

試しに Linux 64-bit でつくってみる

テスト画面が出たので、試し、Ubuntu 13.10 (Linux 64bit) で作ってみることにしました。

まず、VMware上のLinux 64-bit 仮想マシンにソースコードを転送します。
Windows(Cygwin x64)で使っているホームディレクトリをアーカイブして、仮想マシンにftpします。
共有できるようにしているので、基本同期をとるだけでO.K.なんですが…

ここからLinuxでの作業になります。

Windows版のQtでは、qmakeコマンドで以下の3つのファイルができます。

Makefile
Makefile.Debug
Makefile.Release

ですが、Linuxだと Makefile の1ファイルとなります。(まだあまり試せてないのですが、デフォルトではそうです)
で、普通に make とすると、

#error "Not support 64 bit compiler!!"

と出ました。自分で、そう出るように記述していたのですが、それを忘れてました(^_^;

構造体の宣言がおもいっきり、32 bit に依存してました…

googleさんで調べると…g++コンパイラ (64bit)はlongが8バイトであることとアライン条件が異なることが分かりました。(昔sparcとかに依存していてハマることはありましたが)

brynhildrサーバーさんが送ってくるデータなので、勝手なことはできません。JPEG,PCMデータはO.K.ですが、コントロール(キー入力、マウス入力など)は残念ながら、x86(32bit)依存ですね。

昔読んだ本を引っ張り出してきます。「Write Protable Code」 2006年初版です。386BSD(PC98)やLinux(PC98)でも有名な鵜飼さん(他一名の方)が監訳されてます。BitKeeperの話は出ていますが、gitの話はまだ載ってません(^_^;

どうやら、バイトオーダー、アライン条件など吸収するライブラリを作るか、地味に調整するしかなさそうです。
サーバ側もいじれたら、Qtの機能で解決できそうですが、サーバ側はすでにあるという前提なので…

んー、iPhoneとかAndroidとかに展開する時はやはりarmとかに適合させる必要があると思うと少しガックリ(´・ω・`)

ちょっと要検討…です。先にLinux (x86)で試してみようかな…、32bitなので、すぐウィンドウは出てくれるはず。

同様に移植、コーディングの参考になる本としては、以下の2冊を見つけました。

「Code Quality」
「Code Craft」

いずれも毎日コミュニケーションズ刊です。他にもありますが、載せきれません。

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