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2014年4月20日 (日)

音が出るまで、のこと その4

定期的にPCMデータを再生用バッファに書き込みます。

この手順はサンプルソースaudiooutput.cppの関数pullTimerExpired()に集約されています。

QAudioOutputのインスタンスが生成されていることと状態がStoppedStateでないことを確認し、その場合のみ再生バッファへの書き込みを行います。
bytesFree()は現在の再生バッファのトータルの空きサイズ(バイト)を返します。periodSize()は一度の書き込みで必要なデータサイズ(バイト)を返します。一度にperiodSize()分だけ書き込んでトータルbytesFree()サイズ分まで書き込めるので、最大bytesFree()/periodSize()回だけ書き込みを行います。この回数がchunksの値ですね。


void AudioTest::pullTimerExpired()
{
    if (m_audioOutput && m_audioOutput->state() != QAudio::StoppedState) {
        int chunks = m_audioOutput->bytesFree()/m_audioOutput->periodSize();
        while (chunks) {
           const qint64 len = m_generator->read(m_buffer.data(), m_audioOutput->periodSize());
           if (len)
               m_output->write(m_buffer.data(), len);
           if (len != m_audioOutput->periodSize())
               break;
           --chunks;
        }
    }
}

		

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