タッチパネル向けの実装 その7
ダイアログに載せて行ったソフトウェア・キーボード/ボタンの機能テストはなんとなく動いていそうなので、次にこれらをデスクトップにオーバラップさせる仕組みの実装について検討しました。
Qt Designerを起動してウィジェットボックスで扱える部品を眺めてみました。GUI部品を重ねるということを考えると、パッと思いつくのは「Containers」のところにある部品ですね。「Stacked Widget」は同時には表示できなさそうですし…、「Dock Widget」は…これが使えるかも…。
というわけで、暫定でダイアログに載せて表示していた部分をQDockWidgetに載せ替えました。
デスクトップを表示しているMainWindow(QMainWindowのサブクラス)にaddDockWidget()で上記の2つのDock Widgetを追加します。キーボードは下部、ボタンは上部に置いてみました。これらは別ウィンドウに分離する(フローティング状態にする)こともできます。
Ubuntuだとこんな感じです。
仕組みとしてはこれで大丈夫そうです。Dock Widgetの属性設定はもう少し検討が必要そうですけど。
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