タッチパネル向けの実装 その5
マウスボタン、その他用の部品を作ろうとしたのですが、メニューに追加したところで基本的なことに気づきました。
ダイアログを表示させようとメニューを選ぼうとすると、マウスカーソルが付いてくるのです(当然ですが)。これでは希望の場所でクリックしたりはできません。どうすればいいかなぁと少し悩んだのですが、タッチパネルだとマウスのように連続的にカーソルを移動するようなことはなく、タッチした場所にカーソルが移動する方が自然ですよね。
というわけで、ソフトウェア・ボタンを表示した時は、マウスの位置情報、ボタンクリックの情報などをブロックして、送信しないようにしました。ただし、デスクトップ上で右クリックもしくは右ダブルクリックした時はカーソル位置を移動するための情報を送信するようにします。これでマウスカーソルの移動に関するタッチパネル相当の動きを再現できるはず…
マウスカーソルがメニューから少し離れているところにあるので確認できると思います。もちろん、PC上で右クリックで移動しているところはタッチパネルの場合には変更する必要がありますが、テスト用途には問題無いと思います。
さて、ソフトウェア・ボタンの部品をQt Designerで作るとしますか…
(数時間後・・・)
レイアウト制御を放置したソフトウェア・ボタンを作りました。 KeroRemoteのようにボタンを隠しておいて動的に表示/非表示するような制御も入れていないので、最初からすべてのボタンが表示されてます。
一部ボタンを日本語化してみましたが、無理に日本語化しないほうがよいかもしれませんね。
Ubuntuだとこんな感じです。
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