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2015年9月

2015年9月26日 (土)

そろそろ実機で動かしてみますかねぇ…

タッチパネル向けの実装もそろそろ実機でやってみないと捗らない気がするので、手持ちのAndroidデバイス Nexus 7 (2013) を使って実行できる環境を整えることにします。

私のAndroidデバイスは先日の最新のアップデートまで当ててあるので、5.1.1 (3.4.0-g8aa6344) ビルド番号 LMY48M というものになっています。

以前調べた知識としては、PCとUSBケーブルで繋いで実行/デバッグできる・らしいということまででした。

普通に今使っているNexus 7をUSBでPCに繋いでも実行したりはできないので、まずは「開発者向けの設定」ができるようにする必要があるそうです。

まず複数のアカウントを作成している場合は、最初に作った管理者のアカウントに切り替えます。

「設定」を表示して「タブレット情報」をタップし、その後「ビルド番号」を7回タップします。成功したら「これでデベロッパーになりました!」というようなメッセージが出て、「タブレット情報」と同じ並びに「開発者向けオプション」が現れます。

ただし、違うバージョンのAndroidだとタップする項目が今とは違うので、それぞれのバージョンで調べる必要があるそうです。

で、「開発者向けオプション」にある「USBデバッグ」にチェックを入れます。これで、PCからUSB経由でデバッグできる環境が整うそうです。

以前はAndroid仮想デバイス(AVD)を使っていましたが、これからは実機を代わりに使うことになります。

2015年9月25日 (金)

SSDがおなくなりになりました

メインPCでシステムディスクとして使っていたSSDがおなくなりになりました。辛うじて保証期間中だったので修理(交換?)を依頼しましたが、最速でも2週間かかるそうなので暫く休憩です。
#先日入手したMac Book Airで書いています。

いい機会なので、「プログラミング言語C++ 第4版」をちゃんと読んでみています。1300ページ弱ありますが、まだ300ページあまりしか進んでいません。が、いろいろと新しい発見があるものですね。

「ハロー"Hello, World"OSと標準ライブラリのシゴトとしくみ」という本もチラチラ読んでいます。この手の本が学生だった頃に読めてたら随分違っただろうなぁと思います。OS絡みの所に興味がある人はオススメですが、少し前提知識が必要かもしれません。

あとは、いま第3次ブームらしい人工知能なお話の本を眺めています。AIの未来といった読み物から、機械学習の基礎みたいな所を。私の小さい頃は"電子頭脳"とかいう言葉に興味津々でしたね。
#今年は「ジェッターマルス」の舞台2015年なんですよね…

(追記)
IchiGekiさんが公開されたUndine v0.1.0には一応Qt Brynhildrも繋がりました。ただし、初期設定のポート番号が55500ではなく50000なので注意が必要です。

Undine v0.1.0 (窓の杜の記事より)

パブリックモードでの細かい動作検証はこれから行う予定だそうですので、もうしばらくはUndineの動向に注目していきたいですね。

2015年9月23日 (水)

Mac でのネイティブイベント処理

Tab, 英数, かなキーをちゃんと処理するにはやはりネイティブイベントをフックする必要がありそうです。

一昔前ならCarbonというフレームワークを利用することでC++で書けたみたいですが、なにやらCocoaというフレームワークを使う必要があるらしいです。(合ってますかね?> Macに詳しい方)

CocoaはObjective-Cで書かれているので、Objective-Cで橋渡し部分を書かないといけないのだとか。

関数nativeEventFilterで渡ってきたNSEventオブジェクトのうち該当するキーイベントだけを拾って、処理するだけなんですけどね…、それ以外のイベントはスルーする、と。

Sphinx によるドキュメント作成のエラー

Python3.5がリリースされたので、入れ替えてSphinxも入れ直しましたが、ドキュメントのビルドでエラーが出るようになりました。

TypeError: an integer is required (got type str)

(最後の一行だけですが…)

検索してみるとSphinxが使っているBabelというパッケージが2.0だとダメなようですね。

https://github.com/sphinx-doc/sphinx/issues/1976

pip install sphinx "babel < 2.0"

とすると1.3 というバージョンが入るのでめでたくビルドできました。Babelの次の版では直るみたいですけど。

MacにもPython3.5を入れて同様にSphinx環境が整備できました。pipの代わりにpip3というコマンド名になります。

2015年9月 6日 (日)

Ver.1.2.0-RC3 リリース

Ver.1.2.0-RC3 をリリースします。

以下からダウンロードできます。

https://github.com/funfun-dc5/qtbrynhildr/releases

RC2からの機能差分はありません。(ですので、Mac版を試したい方以外はスルーして構わないと思います)

Macへの暫定対応コードをマージしました。nativeEventFilterを使わない形で暫定対応したので制限はありますが、なんとなく使えるようにはなりました。最終的にはnativeEventFilterを使わないとダメそうですけど、まだ勉強中なので…

現在の.dmgにはドキュメント類が添付されていません。ReadMe.txtだけアップロードしました。
(「ReadMe.txt」をダウンロード)

[特殊キーの対応]
Commandキー -> Windowsキー
Optionキー -> Altキー
英数/かなキー -> 全角/半角キー

[Mac版のみの制限]

(1) 1つのTabを入力するために2回押す必要があります。

(2) かなキーが反映され、IMがONになることがあります。

-----------------------------------------------------------------------------------
Ver.1.2.0-rc3
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[新規機能]
・リモート操作のファイル記録/再生機能を追加
メニュー項目及び起動オプションを追加
・ステータスバーへのフレームレート(FPS)表示機能を追加
メニュー項目を追加
・ソフトウェア・キーボード/ボタンのテスト実装のマージ

[その他変更]
・Windows版インストーラパッケージ作成ツールをバージョンアップ(InnoSetup 5.5.6)
・Windows 10 (x64/x86)をサポートOSに追加
・MacOSX対応用の暫定修正
・ソースコードの配置構成整理

-----------------------------------------------------------------------------------
[SHA256SUM]
-----------------------------------------------------------------------------------
1062aaeffe24e824b63549d5952b4ca6d50a21995167e58b3079cfc198d2e213 *qtbrynhildr-macosx-v120-rc3.dmg

71ffbe0838197e4c054ecad3e0d9d84d547f209c935b1ee0d9cc0cb5b8aa0867 *qtbrynhildr-ubuntu_x64-v120-rc3.run

5d4a77d9e206607ad9154fe05faaf581451729dd70705de3a9f9c1305dc92100 *qtbrynhildr-ubuntu_x86-v120-rc3.run

0613a678612eb93e6850b6ae5e0e1bf890ba6f599290ee157a582e66e459aeda *qtbrynhildr-windows-v120-rc3.exe

2015年9月 3日 (木)

Qt Brynhildr on Mac の動作確認

前回はサーバへの接続、サウンドの再生までを確認しました。

今回はもう少し突っ込んで確認しました。

画質や音質変更などの基本的な動作は問題なさそうですが、リアル・キーボード、マウスの制御情報が正しく送信できていないところがありました。今の所分かっている不具合(?)は以下の4点です。

1. コントロールキーがWindowsキーになっている

 直感的ではないので入れ替えたい

2. Commandキーがコントロールキーになっている

 直感的ではないので入れ替えたい

3. 日本語キーボードで右上の'\'が認識されない

 Key_BackslashだけではなくKey_yenの時も同様に扱う必要がある

4. Tabキー, 英数キー, かなキーの動作が正しくない

 nativeEventFilterのインストールが必要かもしれない


1~3は簡単に対処できました。4は少しちゃんと調べる必要がありそうです。

2015年9月 2日 (水)

Qt Brynhildr on Mac

やっとMac Book Airの環境が少し整ったので、MacOSX(Yosemite)版をビルドしてみました。

まだEmacsを整備していないので、端末でviを使いました…

スクリプト内のMinGW/Linuxの設定にDarwinを追加します。unameでは"Darwin"、uname -mで"x86_64"と表示されるので、これに相当する設定をLinuxの設定からコピーするだけです。QtはLinuxと同じ/opt/Qt5.4.2にインストールしたので、コピー&ペーストしてgcc_64をclang_64に変更します。

ネットワーク周りはとりあえずLinux(UNIX)と同じっぽいので大丈夫だろうということで、暫定修正としてマクロQ_OS_LINUXを強引にcommon.hに定義してみました。正式にはQ_OS_MACを使わないといけないようですが、まぁ暫定ですし。

で、makeしてみました。clangが少し警告を出していますが、あとで確認することにして実行してみます。src/qtbrynhildr.appの下になにやら実行ファイル(qtbrynhildr)が出来ているようです。

実行してみました。なんとなく動いてるっぽいですね、サウンドも出ました。

20150902_142455

iOS版もそのうち試そうかと思いますが、とりあえず普段使いの環境をどうにかしなくては…

(追記)

macdeployqt というコマンドで配布用の.dmgファイルまで作ってくれるらしいですね、素晴らしい。
お試しでMac版をリリースしてみますかねぇ(o^-^o)

とりあえずここを読んでみます。

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