Raspberry Pi 2 で試してみる その1
シングルコアなRaspberry Piではちょっと厳しいかなと思っていたのですが、4コアなRaspberry Pi 2 なら大丈夫かもという気がしていたので、ちょっとトライしてみます。
まずRaspberry Pi 2向けのQt環境を作らなくてはなりません。Raspberry Pi向けのQt5開発パッケージはまだ提供されていないみたいなので自前で用意する必要があります。シングルコアなRaspberry Piだと自前の環境でQtの環境をビルドするのに二日以上かかるそうなので高速なPC上にクロスコンパイル環境を作ってそこで作成したアプリケーションをRaspberry Piに持って行くのが現実的かもしれません。
しかし4コアなRaspberry Pi 2なら自前の環境でもQt開発環境を現実的な時間でビルド可能とのことなので試しに作ってみることにしました。
google先生で検索すると分かりやすくまとめてくださっている方がいらっしゃいました。
私の環境では実行/修正例のところで"&"が"&amp"、">"が"&gt"というふうになっていましたので手で直しました。
現在普通にQtのソースコードを持ってくると5.6用のコードになるようで、xinerama用の開発パッケージが別途必要になるようなのでこれも"apt-get"でインストールしてやれば、一晩くらいでビルドできました。
sudo apt-get install libxinerama-dev libxcb-xinerama0-dev
Wikiの方にはdetachできるからbyobu or screenがオススメと書いてありますね。普段はteraterm+byobuでアクセスしてますのでビルド実行後切断してました。
早速Qt Brynhildrのソースコードを持って行くとほぼ修正なしでarmv7l用のバイナリが出来上がりました。
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