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2016年6月23日 (木)

フレームレート制御がマズイ…

Lokasenna の接続および性能の確認を行っています。

ネットワーク環境やサーバマシンの性能が十分であれば Lokasenna の最高性能である60fpsが出ることは確かめられたのですが、ふと1つの疑問が湧きました。

フレームレートの設定を 30 fpsに設定しても、表示されるフレームレートが全然30 fpsに足らないのです。これまで無線LAN + 少し非力なサーバマシンという思い込みで少々フレームレートが低いのだろうと勝手に納得していたのですが最大60fps出るので余裕のあるはずなのになぜか…

で、確認したら発覚しました。

Qt Brynhildrではフレームレートの制御を次のデスクトップ画像を受信するまでボケーと待つという方式で制御しています。つまり、ある一定時間ボケーと待って必要になったら受信を開始して描画するのですね。この一定時間の計算が不適切でした。

30fpsならば1秒間に30フレームだから30分の1秒ボケーと待てばいいかと単純に計算していたのです…

この待ち時間には調整が必要でした、つまりスレッドの基本待ち時間と1枚のデスクトップ画像の描画に掛かる時間を考慮しなければいけなかったのです(;ω;)

余計な待ち時間が長いため、結果設定したフレームレートをかなり下回る値しか出てこないという酷いオチでした。

30 fps と設定しているのに18 fps程度しか出ていないとなると、Brynhildrと比較して性能悪いよねというイメージは拭えないですよね…

調整した結果、設定したフレームレート相当の性能が出るようになりました。

PS.

feel a heartbeat ヘビーローテーション中です。

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