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2016年7月 9日 (土)

CELTライブラリをビルドする その3

コピーしたヘッダーファイル・ライブラリファイルをインクルード・リンクできるように.proファイルに以下を追加しました。

# for CELT
INCLUDEPATH += ../libs
LIBS += -L../libs -lcelt0

CELTを正式に組み込む場合はもう少しやり方を考えたほうがよさそうですが、とりあえずこれでテストはできそうです。

CELTライブラリ関数を呼び出せるかを確かめるために、main.cpp に確認用コードを追加しました。

まずはヘッダーファイルのインクルード。

#if 1 // for TEST
// for CELT
#include "celt.h"
#endif
main関数の先頭に以下のように書きました。
#if 1 // for TEST
  int error;
  CELTMode *mode = celt_mode_create(44100, 256, &error);
  cout << "celt_mode_create : error = " << error << endl << flush;
  celt_int32 skip = 0;
  if (mode != 0){
	celt_mode_info(mode, CELT_GET_LOOKAHEAD, &skip);
	cout << "skip = " << skip << endl << flush;
	celt_mode_destroy(mode);
  }
  else {
	cout << "Ouch: mode = 0" << endl << flush;
  }
#endif // for TEST
44.1kHz用のモードを作成して、すぐ削除するだけの処理です。qmake を実行し、.pro の変更を反映させビルドすると正常にビルドは完了しました。CELTライブラリのリンクには成功したようです。

早速実行すると、

"Ouch: mode = 0"

と出ました…(;ω;)

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