微調整をする
現在のソフトウェア・キーボード、ボタンを置き換えるためにはもう少し手を加える必要がありそうです。
まずリサイズした時の表示方法です。
実際にKeroKeyboardをリサイズしてみると分かりますが、キーボード全体を一様に拡大、縮小しているわけではありません。より押しやすくしたいキーはその他のキーに比べて比較的サイズを大きく維持しようとします。
いろいろなサイズで使いやすくするための工夫なので取り入れたいのですが、今は単純な拡大、縮小を実装しようと思います。
次に背景色と境界線、文字の色を変更します。
将来的にはKeroKeyboardのように配色をユーザーが変更できるようにしたいのですが、まずはKeroKeyboardらしくするために色を似せてみようと思います。
早速KeroKeyboardのキャプチャ画像をフリーソフトであるXnViewで開きます。で、「表示」メニューから「色情報」を選択するとマウスカーソル下の情報がカーソルのそばに表示されます。2段の表示のうち上がR,G,Bの10進値の情報、下がhtmlに書くための16進値の情報のようです。
マウスカーソルを移動してキーボードの背景を調べると、15,31,64 という値でした。この値を利用してこんな感じにするとKeroKeyboardと同じような色で長方形領域が描画できます。
QColor panelColor = QColor::fromRgb(15, 31, 64);
painter.fillRect(rect, panelColor);
文字と境界線の色は同じようなので、これらの色情報も同様に調べました。色を似せると大分近づきますね。
[ Windows版 ]
[ Ubuntu版 ]
« キートップを表示して、押されたキーを判断するようにする | トップページ | Ver.1.6.2 リリース »
コメント