Brynhildr 「2.3.0RC1」 がリリースされました (開発後継者も募集されてます)

Brynhildr 2.3.0RC1がリリースされました。

Brynhildr「2.3.0 RC1」リリース

修正内容について詳しくは次の記事で解説されています。

攻殻機動シェルエグゼキュート弐式

P.S.

上記の記事の後半でIchiGekiさんの後継者が募集されてます。

興味があって、若くて、メガネ女子の方はぜひぜひ応募しましょう(*^-^)

明後日東京に行くのですが、IchiGekiさんはまだ東京出張中かな…入れ違いかもな…

Ver.1.7.2 リリース

現在のパブリックモードの仕様ではマウスカーソルの形状変化に対応できないため、常にサーバ側カーソルを表示する(onDisplayCursor=true)仕様へ暫定変更しました。

また、"Qt Brynhildr.ini"で下記のように変更すると毎回起動時に「アップデートの確認」を行うようになります。

onCheckUpdateAtBootup=true

新しいバージョンが見つかった場合のみダイアログが開きます。

あと、設定ダイアログの実装に伴い"Qt Brynhildr.ini"のいくつかの設定名を見直しました。該当する設定を変更している方はお手数ですが修正をお願いします。

(注) XP/Vistaで使っている方はいないようなので Qt5.9 でビルドしました。XP/Vistaでは動作しません。

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以下からダウンロードできます。(Windows/Linux/Mac版)

https://github.com/funfun-dc5/qtbrynhildr/releases

主な変更は以下です。

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[新規機能]
・起動時に「アップデートを確認」を実行する機能を追加(標準では無効)

[その他変更]
・現在のパブリックモードの仕様ではマウスカーソルの形状変化に対応できないため常にサーバ側カーソルを表示する(onDisplayCursor=true)仕様へ暫定変更
・終了時の「確認」ダイアログをディスプレイの中心ではなくウィンドウの中心に表示するように変更
・Qtの翻訳ファイル(qt_*.qm)の取り込み
・Qt Brynhildr.iniの設定名変更

onSupportGamePad → onGamePadSupport
onShowMarker → onShowMouseCursorMarker
onDisableBrynhildr2Support → onBrynhildr2Support
onDisableTransferFile → onTransferFileSupport
onDisableTransferFileByDragAndDrop → onTransferFileSupportByDragAndDrop
onDisableTransferClipboard → onTransferClipboardSupport
onDisplayCursor → onDisplayMouseCursor
===

HBD: 1993.6.21

-----------------------------------------------------------------------------------
[SHA256SUM]
-----------------------------------------------------------------------------------
fc473bab1633aba81d4b8f19f01cf4c55a443cd05f3e794f7707351d0904b20c *QtBrynhildr64-windows-v172-msvc.exe

2bb3ae47f3b1640bca68b4bb744011bb8b8153d8cd378917d6e45264fc2dfde0 *QtBrynhildr-documents-20170621.zip

2113d58c9416c1ccc9e376c5379f176de993fa38c4501b15dbee1829dc51349f *QtBrynhildr-linux_x64-v172.run

fe65d2fec948b9e6df96465f338af9585dd1d8df9232728e15200d9fc9b1281c *QtBrynhildr-linux_x86-v172.run

1d81ca2d6701f9a33e30c008265a187c2f0416230a5fc4867a8e4ebe879da6ff *QtBrynhildr-macosx_x64-v172.dmg

305b35dcd56763c72d8b0a819dc824ba09bd80fa03663e9b7e32211d77bb33e7 *QtBrynhildr-windows-v172.exe

Ver.1.7.1 (XP/Vista向け) リリース

VMware上のWindows XPで久しぶりに古いゲームをプレイしたのですが、ついでに環境のアップデートなどを行っていたら、大変なことが発覚してしまいました。

Ver.1.7.1が実行時エラーになって起動しません…

いろいろなバージョンをインストールし、確認した所1.6.2以降はすべてXP/Vistaで起動しません。1.6.2の変更点で考えられるのはQt5.7.0からQt5.8.0への移行です。

Qt5.6.2まではXP以降をサポートしていますが、Qt5.7.1以降は7以降のサポートとなっていることに全然気づいてませんでした。

Qt5.6.2がダウンロードページ上に残っているのはXP/Vistaでも動くQtの最終バージョンという意味があったのですね…

しかし、そもそもXP/Vista用のパッケージが必要な方がいるんでしょうか？

もし、必要な方がいらっしゃったら、お知らせください。特に連絡がない場合は今後XP/Vista向けのパッケージは基本的にリリースしないということにしたいと思います。

もちろん本家 Brynhildr はXP/Vistaもサポートしていますので、本家を使えば全然問題ないですヽ(´▽｀)/

以下からダウンロードできます。(Windows/Linux/Mac版)

https://github.com/funfun-dc5/qtbrynhildr/releases

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[SHA256SUM]
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d563612b32fb0bf76a016db8bfd2940f897776e18ee8148bd55b335e1ef1dcff *QtBrynhildr-windows-v171-Qt562.exe

設定ダイアログをデザインする その1

設定ファイル(.ini)の内容も大きく変わることはなさそうなので、そろそろGUI上でお手軽に設定変更できるようにしたいと思います。

設定ダイアログ(Preference Dialog)はカテゴリのタブを切り替えてそれぞれのカテゴリに関する細かい設定を行う一般的なものにします。

以下のような流れで最初の検討をしました。

(1) ユーザが設定を変更したいと思うであろう設定を"Qt Brynhildr.ini"から抽出します

(2) 各設定をグループ分けして、それぞれに適切なカテゴリ名を検討します

このカテゴリ名をタブ名します。

(3) 各設定の設定名（ラベル)をそれぞれ検討します

例えば"publicMode"という設定を説明するためには「パブリックモード」という設定名で良さそうです。"displayCursor"なら「サーバ側のカーソルを表示する」という感じでしょうか。

(4) 手書きで、それぞれのタブのデザインイメージを大雑把にメモ用紙に書きなぐりますヽ(´▽｀)/

アナログ人間なもので (*^-^)

(5) メモを見ながら Qt Designer でモックアップレベルでダイアログを作ってみます

ここで設定名は英語表記で書いておいたほうがいいので、タブ名、設定名は日本語表記を英語表記に変換して記述します。

まず必要な個数のタブを作ってタブ名を書いてみたところでプレビューするとこんな感じです。

これからそれぞれの設定名を適切な英語表記へ翻訳しながら地道にそれぞれのタブのデザインを進めるのですが結構翻訳が大変そうです…

Brynhildr 「2.2.9」 がリリースされました

ファイル転送の時にファイルダイアログが開いてrecvフォルダ以外の場所にファイルを保存できるようになったそうです。

Brynhildr「2.2.9」リリース

（余談)

機能実装の初期段階ではMMware 上のWindows10をサーバにしてテストすることが多いのですが、普段からなんかレスポンスが悪いなと思っていたら、理由が昨日分かりました。

実機上で新しいAPIを利用して高速にキャプチャできるlokasennaプラグインですが、現状仮想マシン上では有効にしないほうがレスポンスが上がるようです。

最終的には実機上で確認するのですが、初期の段階ではノートPCを起動するのが面倒なので仮想マシンをつかってしまうんですよね…そのせいで実機で再現できない不具合に遭遇することもありますけど（；ω；）

Ver.1.7.1 リリース

パブリックモード6で接続した場合サーバのマウスカーソルをキャプチャしないのでローカルのマウスカーソルをサーバのマウスカーソルが追いかけるということはなくなってスッキリするのですが、この場合サーバのマウスカーソルの変更を反映できないということに今頃気づきました。

例えばエディタを開いて文字を入力しようとすると、エディタへ入力できる状態になっていることを知らせるために矢印カーソルからIBEAMカーソル("I"のような形のカーソル)に動的に変更されます。しかしパブリックモード6の場合矢印カーソルのままなので、入力可能状態になっているのかがちょっと分かりにくいかもしれません。

ただし、この現象はQt Brynhildrのみであり、本家Brynhildrではサーバのマウスカーソルイメージをローカルでも再現するようになっています。

IchiGekiさんに問い合わせた所、パブリックモードはもともとサーバのマウスカーソルも一緒にキャプチャすることを前提にデスクトップ画像を転送することを想定して作られたもので、マウスカーソルイメージに関する情報を送るようにはなっていないそうです。(ローカルなマウスポインタを持たないタブレットのようなタッチパネルデバイスだと確かに必要なさそうですね)

「将来的にはサポートを検討してみます」と回答いただいたので、とりあえず暫定対策を施した 1.7.1 をリリースすることにしました。

これまで接続先のBrynhildrが2.0.0以降の場合無条件にマウスカーソルをキャプチャしないようにしていたのですが、1.7.1 ではこれを選択できるように変更しました。

onDisplayCursot=true

とすることでマウスカーソルをキャプチャするように変更できます。これによりサーバのマウスカーソルの動的な変更を反映できます。(ローカルのマウスカーソルはクロスカーソルになり、マウスカーソルを追いかけるマウスカーソルが再来しますが…)

パブリックモードでマウスカーソルイメージの転送がサポートされた時は速やかに実装したいと思っています。

あと、Qt, Xcodeをそれぞれ最新の5.9, 8.3.3へ更新してあります。(Linux(x86)版を除く)
Linux(x64)版をお使いの方は手数ですがQt5.9のインストールをお願いします。

以下からダウンロードできます。(Windows/Linux/Mac版)

https://github.com/funfun-dc5/qtbrynhildr/releases

主な変更は以下です。

[不具合修正]
・すべてのダイアログ・ウィンドウをサイズ固定に変更

[その他変更]
・マウスカーソルをサーバ側で表示するように変更する設定を追加
・Qt5.9.0でビルドするように変更(Linux(x86)版のみ5.4.2のまま)
・Mac版の開発ツールXcodeを7.3.1から8.3.3に更新

(余談)

Qt5.9に変更した時MSVCでのビルド時に「QMAKE_MSC_VERが定義されてない！」と怒られるので2時間ほどハマっていたのですが、結局昔作られた".qmake.stash"が残っていたからというオチでした（；ω；）

HBD: 1996.6.11

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[SHA256SUM]
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915c8473cf058d124204c96fa616ff8e71224c2f080b9b788108a690b2ceddb9 *QtBrynhildr-documents-20170609.zip

f719ca7871e9072c52cde98543fa66b3c202089f95ac70fa681eba44ff6f72d7 *QtBrynhildr-linux_x64-v171.run

afe5fcf50cec21a628639a62cabdb5d72f1a2071ac922db2db2039005fad4b1b *QtBrynhildr-linux_x86-v171.run

1e8419ffb9585b70e529bc75da8e7c617381397bf3758217793bf58e91bd7be9 *QtBrynhildr-macosx_x64-v171.dmg

65093f348e60cd47c60f98149c77c3f3dadc13b121caa39052476117005c392f *QtBrynhildr-windows-v171.exe

Ver.1.7.0 リリース

Brynhildr 2.2.7でサポートされたドラッグ&ドロップによるサーバからのファイル転送に対応しました。
ただし、サーバの仕様により複数ファイル選択してドラッグ&ドロップしても1ファイルのみの転送となりますので、
1ファイルずつの操作が推奨されます。

あとGitHubのリリースページにアクセスし、新しいバージョンがリリースされていないかを調べる機能も追加しました。

ただし、起動時にいつも調べるようにはしていません。また、OpenSSLライブラリがインストールされていない環境では機能が無効となります。(Windows版はパッケージに同梱してますがmacOS,Linuxは通常インストール済みのようです)

以下からダウンロードできます。(Windows/Linux/Mac版)

https://github.com/funfun-dc5/qtbrynhildr/releases

主な変更は以下です。

[新規機能]
・「アップデートを確認」機能の追加
・Brynhildr 2.2.7でサポートされたドラッグ&ドロップによるサーバからのファイル転送に対応

[不具合修正]
・マウスで右ボタンクリック操作をした時にデバッグ用ログが表示される不具合修正

[その他変更]
・ソフトウェア・キーボードおよびボタン表示レイアウトを変更
・マウスカーソルの位置を知らせるためのマーカー表示機能の追加(タッチパネル向け)

< Linux版起動時のメッセージについて >

Ubuntuなどで起動時に以下のようなメッセージが表示されることがあります。

qt.network.ssl: QSslSocket: cannot resolve SSLv2_client_method
qt.network.ssl: QSslSocket: cannot resolve SSLv2_server_method

これはインストールされているOpenSSLのライブラリがSSL v2を無効にしてビルドされているためです。

HBD: 1995.6.4

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[SHA256SUM]
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494a0c5df900c617c565ecebb0dcca09ce7dfc7f4e4d984d618f5ca2fed5e7f4 *QtBrynhildr64-windows-v170-msvc.exe

12a83647fdb70ad1c845f862c497f84283a72352fccbaa0570e3e53a57273c14 *QtBrynhildr-documents-20170602.zip

a08b2047c8bb8ccdfef6c1cd8b888a0809c0d92eaa8e6f1b0b3919707d7d7ff3 *QtBrynhildr-linux_x64-v170.run

71e969040a37a90b30240a69ba144bd5c7313ee677b524ebb75a9c8fbe09309d *QtBrynhildr-linux_x86-v170.run

eee52ede57909554d276c02d4e5aa4196fee85179a4c849623f39844c981dfa1 *QtBrynhildr-macosx_x64-v170.dmg

e73516f0939e0263e3855e7f607172efc2e97503af6cf8a29f0909bca5fc3651 *QtBrynhildr-windows-v170.exe

bef39293998b90205b2727b05f70678e930eca5679d5b069e8904087328775e2 *QtBrynhildr-windows-v170-msvc.exe