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2017年8月25日 (金)

Android版 Ver.2.0.0 の作業 その2

libvpx の次に CELT ライブラリを同じく Linux x64上で作りました。

Android NDK に含まれるクロスコンパイル用ツール(gcc他)を使ってビルドします。libvpx を作った時に作成される

libs-armv7-android-gcc.mk

というファイルの内容が参考になりました。例えば以下のような情報があります。

CC=/opt/android-ndk-r14b/toolchains/arm-linux-androideabi-4.9/prebuilt/linux-x86_64/bin/arm-linux-androideabi-gcc
CXX=/opt/android-ndk-r14b/toolchains/arm-linux-androideabi-4.9/prebuilt/linux-x86_64/bin/arm-linux-androideabi-g++
AR=/opt/android-ndk-r14b/toolchains/arm-linux-androideabi-4.9/prebuilt/linux-x86_64/bin/arm-linux-androideabi-ar
LD=/opt/android-ndk-r14b/toolchains/arm-linux-androideabi-4.9/prebuilt/linux-x86_64/bin/arm-linux-androideabi-gcc
AS=/opt/android-ndk-r14b/toolchains/arm-linux-androideabi-4.9/prebuilt/linux-x86_64/bin/arm-linux-androideabi-as
STRIP=/opt/android-ndk-r14b/toolchains/arm-linux-androideabi-4.9/prebuilt/linux-x86_64/bin/arm-linux-androideabi-strip
NM=/opt/android-ndk-r14b/toolchains/arm-linux-androideabi-4.9/prebuilt/linux-x86_64/bin/arm-linux-androideabi-nm

CELTは基本C言語で書かれているようなので、gcc で コンパイルし, アーカイバ ar でアーカイブして libcelt0.a とすれば、とりあえずは良さそうです。

出来上がった libcelt0.a をコピーして所定の位置に配置し、これまでAndroidでは無効化していた CELT を有効にしてから Qt Creator 上でビルド、実機上で実行して CELT によるサウンド再生を確認しました。

またデータ転送量がWindows上のQt Brynhildr と同程度に削減されていることも確認できました。(右下のフレームレートのところ)

Screenshot_20170825223232


デスクトップ表示のレスポンスは少し改善されましたが、まだ Kero Remote のレベルには達していないのでもう少し調査が必要そうです。

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コメント

おお、Android版 期待しております
ところで、このソフトはWindowsからAndroidをリモートすることも出来るのでしょうか?

> ところで、このソフトはWindowsからAndroidをリモートすることも出来るのでしょうか?

今の所Brynhildrのクライアントとしての機能しかないので残念ながら出来ません。

Brynhildrの仕組みを参考にQtのスクリーンキャプチャ機能を使って1秒間に何回くらいデスクトップ画像を転送できそうかなとWindows/Linux/Macで調べたことはあるのですが、そこで止まっています(*^-^)

まずはクライアント機能をちゃんとしないと…と思いまして。

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