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2017年8月23日 (水)

Android版 Ver.2.0.0 の作業 その1

Cygwin x64 上でビルドしようと思ったのですが、WindowsとUnixの環境が混ざって、いろいろと面倒なのでVMWare上のLinux x64 上で作ることにしました。

出来上がったlibvpx.aを使ってNexsus7(2013)での基本的な動作は確認出来ましたがレスポンスにやや難がありますね…
ちょっと調査しようと思います。(タイトルバーとステータスバーはテストのために表示しています)

Screenshot_20170823115451


以下のような手順で作りました。

1、Android NDKの入手

NDKのダウンロードページから

android-ndk-r14b-linux-x86_64.zip

をダウンロードしてunzipコマンドで"/opt"にでも展開しておきます。

2、libvpx の入手

WebM Project のダウンロードサイトからlibvpx-1.4.0のソースコード(libvpx-1.4.0.tar.bz2)をダウンロードします。

3、libvpx のビルド (configureスクリプトの実行)

ソースコードを展開して、ディレクトリlibvpx-1.4.0下に移動し、configure スクリプトを実行します。

./configure --target=armv7-android-gcc --disable-vp9 --disable-vp8-encoder --disable-runtime-cpu-detect --disable-webm-io --disable-examples --disable-docs --disable-unit-tests --sdk-path=/opt/android-ndk-r14b

4、libvpx のビルド (make)

Makefile を開いて CFLAGS, CXXFLAGS に以下を追加して make します。

-mfloat-sbi=softfp -mfpu=neon


5、libvpx.a を所定の位置にコピー

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