« Ver.2.1.5 リリース | トップページ | Mac版のFAQ(GateKeeper) »

2020年10月 7日 (水)

Mac版のFAQ(プチノイズ)

Mac版のFAQを追加しようとして忘れていたので記事にしておきます。

 

Qt Brynhildrのログ出力で以下のようにサポートしているサウンドのサンプリング周波数を表示します。

 

Supported Sampling Rate (Hz) : 8000 11025 16000 22050 32000 44100 48000

 

上記を見て48kHzをサポートしているので、サーバ側のサンプリング周波数を48kHzに指定したのに内蔵スピーカーで鳴らすと「標準音質」でプチノイズが発生することがあります。このとき「音質」下げることで発生しなくなったりするのですが、これはMac側の出力サンプリング周波数設定を変更することで改善することがあります。

Launchpadから「その他」を開いてさらに「Audio MIDI設定」を開きます。ここの内蔵スピーカの出力サンプリング周波数が44.1kHzになってたりしませんか? この場合48kHzで送られたデータが直前で44.1kHzでリサンプリングされるためサウンドデータが再生に間に合あわないことがあります。ログに48kHzが表示されている場合上記のサンプリング周波数を48kHzに変更できるはずですので変更してみてください。

私のmacではCELTでなく生のPCMを転送しても48kHzから44.1kHzへのリサンプリングが間に合わないのでプチノイズが入ります。出力サンプリング周波数を合わせれば不要なリサンプリング処理が途中に入らないのでCELTのデータ展開処理を行ってもデータが間に合わないということはありません。

OSをアップグレードした時とかにサンプリング周波数の設定が変わってしまったことに気づかず、何回か悩みました。

« Ver.2.1.5 リリース | トップページ | Mac版のFAQ(GateKeeper) »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« Ver.2.1.5 リリース | トップページ | Mac版のFAQ(GateKeeper) »